2007年08月25日

秋におすすめの本★ウェブ人間論

日本におけるインターネット元年から十年。いまウェブ2.0という新たな局面を迎え、本当の大変化が始まろうとしている。

「ウェブ進化」によって、世の中はどう変わりつつあるのか、そして人間そのものはどう変容していくのか。

著者は『ウェブ進化論』の梅田望夫、芥川賞作家の平野啓一郎という論客2人。

「ウェブ世界で生きることとは」、「匿名社会のサバイバル術」などのテーマに沿って、彼らが16時間にわたり交わした激論をまとめた。


グーグルの登場以来、情報は日々整理、構造化されている。

人間はその大きな波の中で、ウェブにどう向き合うべきか、どうやって利用すべきか、という課題にぶち当たる。

そのとき、著者2人ならどうするか。

読者にネット上での新しい生き方を提示する。


ビジネスとテクノロジーの世界に住む梅田望夫と、文学の世界に生きる平野啓一郎が、その変化の本質と未来を徹底的に話し合った、熱く刺激的なウェブ論だ。


「社会変化は不可避との前提で、個は如何に生き残るべきか」というテーゼは、いつのどんな時代でも避けられないテーゼである。


ウェブ人間論




ウェブ人間論 (新潮新書)




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秋におすすめの詩集★詩なんか知らないけど


「詩なんか知らないけど」とイトイさんは書いた。

このイトイさんって、あの糸井重里さんだ。

その昔、沢田研二の「TOKIO」なども作詞しているし、「不思議、大好き」とか「おいしい生活」とか「欲しいものが、欲しい」などの名コピーを残している人の「詩」だ。


この詩集の特徴は詩のあとに簡単に糸井さんのコメントが載っていること。

もちろん「詩」のほうも、一気に離陸します(茨木のり子さんの言葉より。離陸する瞬間を持った詩は「いい詩」なのだ)。


詩なんか知らないけど

詩なんか知らないけど


詩なんか知らないけど―糸井重里詩集






posted by ホーライ at 19:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩集、俳句、短歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月19日

秋におすすめの詩集★倚りかからず

もはや いかなる権威にも倚りかかりたくはない ながく生きて 心底学んだのはそれぐらい・・・・・・。

インターネットがはびこる時代に有っても、そんなことお構いなしに山門の奥で、丁寧に詩を書く。

もちろん、丁寧に生きている。

屹然とした立ち姿を想像させる詩を書く。


茨木 のり子さんの詩は、どれを見ても「甘さ」は無い。が、「優しさ」は有る。


もう、何事にも「倚りかからず」なのだ。

そんな必要がどこに有る?
 
そんな当たり前のことを忘れている私たちに、警鐘を鳴らすのが詩人なのかもしれない。

それも、静かにね。


誰を信じて、何を信じて生きていけばいいのか、迷った時に、この詩集を開くといい。

道は、そこに有るかもしれない。


倚りかからず




posted by ホーライ at 22:30| Comment(0) | TrackBack(0) | より良く生きるために | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

秋におすすめの詩集★自分の感受性くらい

僕は自分が「生きる」ことに、怠けそうになると、この詩集を開く。

毎度のことだが、茨木のり子さんの精神の気高さに気後れしてしまいながらも、励まされる。


自分の感受性くらい



お勧めビジネス本。仕事に役立つ本

科学入門図書

治験専門書店


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凡人のための天才養成講座★テリー伊藤の天才ノート

本書『テリー伊藤の天才ノート』の中で、自身が書いているように、まさにテリー伊藤は他人の天才の要素を見抜く天才だ。

彼、いわく、天才ナビゲーターだ。

この本では、誰からも天才と思われているひとたちの、何が、どう天才なのか、そして、それを凡人が盗むにはどうしたらいいのかが解説されている。


例えば、「東国原英夫宮崎県知事」こと「そのまんま東」は『自分に見切りをつける天才』だと、テリー伊藤は見切っている。

そう見切っている根拠は、確かにうなずくところでもあるし、そのために僕たちが何をしたらいいのかも、単純なフレーズにまとめてあるので、分かりやすい。

「そのまんま東」から盗む天才の技はこうだ。

「自分の才能に限界を感じたら、新たな道を見つけるチャンスと思え」


本書では他に、ビートたけし、イチロー、みのもんた、荒川静香などのように誰もが感じ入る人から、細木数子、渡部恒三のように、僕からみたら(あくまでも、僕からみたら)「え!?」という人からも、テリー伊藤は盗むべき天才の技を抽出してくれている。


そうなのだ、人生成功の秘訣は「盗む」ことにあるのだ。


実は、本書を通じて、最も盗むべき天才の技は、テリー伊藤の『どんな人からも盗める技を見抜く技』なのかもしれない。


秋におすすめの「ビジネス書」だ。


テリー伊藤の天才ノート




テリー伊藤の天才ノート





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2007年08月18日

こんな時はこれを読め!『日常を忘れたいとき編』

日常を忘れたい時はこれに限る!


宇宙はこうして誕生した

宇宙はこうして誕生した


「インフレーション宇宙と「でこぼこ」な僕の人生」

本書の編者は宇宙誕生における画期的なインフレ―ション理論を提唱した佐藤勝彦氏である。
宇宙がいかにして誕生したのかは、ギリシャ神話の時代から(あるいはかぐや姫の時代から)、人類共通の好奇心の対象だ。

本書では宇宙という我々、人類が存在している基盤についての最先端の知見から、今後、宇宙探索が進むかを、各分野のリーダーが解説してくれる。

本書を読んでいると、時間と空間の単位が日常とあまりにかけ離れすぎているので、まるで夢物語を読んでいるようだが、これが「現実」の宇宙なのだ。

そんなことを実感させてくれる本書を読んで、何故、僕の人生がデコボコなのかが理解できた。(宇宙誕生の一つの条件として空間が、デコボコだったのだから、仕方あるまいて。)




脳はここまで解明された―内なる宇宙の神秘に挑む

脳はここまで解明された


一般市民の人にいかにして科学に興味を持ってもらうかは、技術立国であろう日本にとって重要なことだ。
理系離れという言葉もある。

そんな中で、このように平明な言葉で最先端の科学を解説してくる本は貴重である。

本書は科学の中でも特に興味が湧く「脳」、つまり我々自身のことを解説してくれている。

本書の形式も「基調講演」「講義形式」「対談」という形をとっており、飽きのこないように工夫されている。

「脳」入門書として、どうぞ!





ヒト、この不思議な生き物はどこから来たのか

ヒト、この不思議な生き物はどこから来たのか


このウエッジ選書シリーズは、全てそうなのだが、難しいことを易しく解説してくれる良書である。
今までの選書に比べてはるかに簡単な、一般市民でも理解できる言葉で書かれている。

また本書においても、易しく解説はしているが、内容は最先端の話だ。
まるでマンガを読むように視覚的にも図やグラフ、写真を利用しているのも良い。

ヒト、我々人類の過去を探求することが、将来に対してどのような影響を及ぼすかまで対談形式、講義形式などパターンを変えて書かれているので飽きずに一気に読める良書だ。

科学に興味を持ってもらいたい中学生から高校生に是非、お奨めしたい。


日常と非日常を行き来して、やっと僕らは穏やかでいられる。





お勧めビジネス本。仕事に役立つ本

科学入門図書


posted by ホーライ at 14:55| Comment(0) | TrackBack(0) | より楽しく生きるために | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月16日

秋におすすめの本2冊★21世紀版マーフィーの法則

この本はもちろん『ゴールデンルール(黄金律)』等で有名な『願望を実現する』方法や『成功の法則』のマーフィーではない(念のため)。

こちらのマーフィーは『失敗する可能性のあるものは失敗する』という法則で有名なあのマーフィーのほうである。

この手の法則を集めてしまったのが本書だ。


僕が好きな法則は次のものだ。


『マーフィーの法則の量子化』

1.失敗によって損する可能性があれば、注意せよ。

2.何かが起きても、失うものがなければ、気楽にいけ。

3.何かが起きても、うまくいくようなら、気楽にいけ。

4.何かが起きても同じであれば、気楽にいけ。


これぞ、真の人生の指針である。

そのマーフィーの法則は日本では1990年代に紹介された。

その後、10年を経て、待望の21世紀版として、大きく内容一新、大幅増量され、ここに完全新訳として、出版された。


前作をよりパワーアップし、よりシニカルに、そしてより真実に近づいた本書は僕には欠かせないものとなっている。


それぞれの紹介されている法則には補足がついていたり、発展形があったりして、それがまた面白い。

たとえばこうだ。


『チザムの第1法則』

何かが順調なときは、何かがおかしくなる。


『発展形』

1.悪くなりようのない事態も悪化する。

2.順調に見えるときは、何かを見落としている。



21世紀版マーフィーの法則




21世紀版 マーフィーの法則




さらに『マーフィーの法則』に学術的解説までつけた本もある。


やっぱり、あるあるマーフィーの法則




やっぱり、あるある マーフィーの法則


例えば、『秘密のささやきは、絶叫よりもよく聞こえる』というマーフィー的真理を脳科学により、(真面目に)解説してくれている。

楽しみながら、いろんな科学が学べる一石四鳥の本だ。

秋におすすめの2冊です。


お勧めビジネス本。仕事に役立つ本

科学入門図書

治験専門書店
posted by ホーライ at 21:50| Comment(0) | TrackBack(0) | より楽しく生きるために | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月13日

【秋のおすすめの本、秋におすすめの図書】この小説が凄い!★亡国のイージス 

よく見ろ、日本人。これが戦争だ。

現在、本艦の全ミサイルの照準は東京首都圏に設定されている。

海上自衛隊護衛艦《いそかぜ》。その弾頭、通常に非ず。


江戸川乱歩賞受賞第1作、戦慄の書下ろし巨編。


自らの掟に従い、15歳で父親を手にかけた少年。

1人息子を国家に惨殺され、それまでの人生をなげうち鬼となった男。

祖国に絶望して叛逆の牙をむく、孤独な北朝鮮工作員。

男たちの底深い情念が最新のシステム護衛艦を暴走させ、1億2千万の民を擁する国家がなす術もなく立ちつくす。

圧倒的筆力が描き出す、慟哭する魂の航路。



なぜ男達は暴走しなければならなかったのか。

様々な登場人物のエピソードによる前半からイージス艦の細かなディテール、軍事的説明を踏まえて圧倒的筆致で単なる軍事小説に収まらず様々な男達の熱い思いを載せてひたすら突き進む後半部分、そしてラストへと至る感動。

戦争や軍事的な小説はちょっと と思っている方は是非一度読んでみることをお勧めします。

その思いとはかけ離れこの小説は人や人生の悲しみ・怒り・愛の物語でありその圧倒的スケールと緻密なディテールには誰もが感動とそして涙することでしょう。


ミステリーやサスペンスという範疇を大きく超えて、長く読み継がれる「自分と人生の戦いの物語」だと思います。


亡国のイージス




亡国のイージス





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2007年08月11日

【秋におすすめの本、秋におすすめの図書】『クライマーズ・ハイ』


1985年、御巣鷹山に未曾有の航空機事故が発生した(520人もの死者を出した御巣鷹山の日航機墜落事故)。

その事故がベースになっているサスペンス小説。


事故発生直後から、地元紙の遊軍記者、悠木和雅が全権デスクに任命される。

組織の相剋、親子の葛藤、同僚の謎めいた言葉、報道とは・・・・・・。

あらゆる場面で己を試され篩に掛けられる。


サスペンス物だが、企業小説としても読める(むしろ、その方が面白いと感じる人も多いだろう)。


極限状態に追い詰められたら、誰だって愚かなる者になってしまう、そんな人間像を描いている。

しかし、それだけで終わらせていないところが、多くの読者を惹きつけている理由の一つであり、魅力の一つであろう。


クライマーズ・ハイ




クライマーズ・ハイ (文春文庫)






お勧めビジネス本。仕事に役立つ本

科学入門図書

治験関係者に役立つ本
posted by ホーライ at 22:02| Comment(0) | TrackBack(0) | より楽しく生きるために | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月01日

夏休みにおすすめのサスペンス本『カディスの赤い星』

直木賞・日本推理作家協会賞受賞作。

このダブル受賞もうなずける傑作である。

特にハードボイルドファンには超おすすめのサスペンス本だ。


フリーの広報担当者の漆田が仕事のことから、ある一人のギタリストを探すことになる。
それも、20年も前にスペインを訪れた「サントス」という名前のギタリストであることしか分からない。

その「サントス」を探すうちに、彼は次第にある巨大な事件に巻き込まれていく。


この手の本で僕が好きな本は思わず徹夜をしてしまう、という本だ。

物語の運び方が上手く、スピード感があり、登場人物がよく描かれており、事件そのものが単調ではない。

文体はクールで、主人公に魅力を感じる。


うっとおしい夏の夜に、思いっきり、仕事を忘れて(仕事だけでなく、あれも、これも、それさえも忘れて)、没頭できる物語になっている。

あなたがもし、レイモンド・チャンドラーか村上春樹か原りょうのファンなら、なおいい。

楽しめるはずだ。


カディスの赤い星(上)新装版




カディスの赤い星(下)新装版






新装版 カディスの赤い星(上)




新装版 カディスの赤い星(下)





架空(仮想)の製薬会社「ホーライ製薬」

臨床試験、治験を考える「医薬品ができるまで」

posted by ホーライ at 20:20| Comment(0) | TrackBack(0) | より楽しく生きるために | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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