2014年07月29日

お勧めの面白い本★『幻世(まぼろよ)の祈り―家族狩り〈第1部〉』

【お勧めの面白い本】


お勧めの面白い本★『幻世(まぼろよ)の祈り―家族狩り〈第1部〉』


高校教師・巣藤浚介は、恋人と家庭をつくることに強い抵抗を感じていた。

馬見原光毅刑事は、ある母子との旅の終わりに、心の疼きを抱いた。

児童心理に携わる氷崎游子は、虐待される女児に胸を痛めていた。

女子高生による傷害事件が運命の出会いを生み、悲劇の奥底につづく長き階段が姿を現す。

山本賞受賞作の構想をもとに、歳月をかけて書き下ろされた入魂の巨編が、いま幕を開ける。



重い話である。

しかしこのテーマに正面から向き合って、ストーリーを語り尽くさなければならない、と言う作家の使命感が伝わってくる。

凄い作家だ。



昔だったら石川達三、ちょっと斜に構えたら倉橋由美子などが取り上げそうなテーマに思える。



家庭内暴力を切り口に、親子の愛、対話の重要性、人同士の信頼とその回復など、いろいろな課題を筆者は投げかける。

各登場人物には言動に至る理由があり、アプローチの仕方には硬軟があるが、みんなそれなりの正当性がある。

彼らは自分の中の二面性に気づき悩み苦しむのだが、自分一人では問題を処理しきれず悶々として追いつめられてしまう。

彼らを救うことが出来るのは対話が出来る相手だ。

対話が理解を生む、まずは対話に至る道を切り開くこと。


そういうメッセージも発信しているようだ。


ここに作家の信じる人間の本来の姿、救いに至る道があるように思える。

登場人物も読者も、そしておそらく作家自身も答えを見いだそうともがいている。

・・・そんな印象を抱きながら読んでいると文庫版5分冊もあっと言う間だ。





幻世(まぼろよ)の祈り

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価格:562円(税込、送料別)




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2014年07月27日

お勧めの面白い本★『イエスの遺伝子』

物語は2002年のアメリカ。

天才的遺伝子学者トム・カーターは、人間の設計図ともいえる遺伝子の内容をすべて解読する画期的装置を発明する。

彼は、一人娘ホリーの遺伝子を自らの装置で調べ、まもなく彼女が脳腫瘍を発病して1年の命となることを知る。

それが遺伝子情報から得たホリーの運命だった。

しかし、カーターは諦められない。

あらゆる可能性にしがみつき、娘の命を救おうとする。

そして、最後に残された道は、奇蹟の治癒能力を持つイエス・キリストの遺伝子、すなわち「神の遺伝子」の謎を解くことだった―。


神の遺伝子の謎が明らかにされるとき、ひとつの真理があらわれる―。


最先端科学がもたらす恐怖を描いた傑作冒険ミステリー。



遺伝子を全て解明できれば、血などからDNAのかけらでも、イエス・キリストを復活させることができないか?、という着想は単純。

だがシンプルなものほど骨太なのだ。

遺伝学者が、自分の娘が死ぬことを予期してその娘のために、禁断の神の領域に踏み入れていく過程は、生命倫理の最前線でもあり、「娘を救いたい父親」という感情移入しやすり物語でもある。

これは、おもしろかったなぁ。

映画化の権利がディズニーにすぐ売れたというのも納得。

娘の命を救おうとする天才遺伝学者と、キリストの遺骸を維持し続ける宗教秘密結社の攻防戦は、手に汗を握る。


非常にインスピレーションを感じさせる作品。

デヴュー策とは思えないほど、まとまった作品。









posted by ホーライ at 09:40| Comment(0) | TrackBack(0) | SF・ミステリィ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月21日

お勧めの面白い本★『線路はつながった: 三陸鉄道 復興の始発駅』

【お勧めの面白い本】


お勧めの面白い本★『線路はつながった: 三陸鉄道 復興の始発駅』


「あまちゃん」の愛した「北鉄」こと三鉄は、こうして蘇った!

東日本大震災で壊滅的な被害を被りながら、震災後五日目には一部で運転再開させた三鉄。

瓦礫の中を走るローカル鉄道の姿は「復興の象徴」となり、NHK朝ドラの舞台として全国的にブレークした。

多大な復旧費用に会社存亡の危機に晒されつつも、地元の熱い思いに支えられ、完全復旧するまでの激動の日々を綴った感動の手記。


●最近はテレビの特集も多くあり、全て録画しています。

社員の皆様の努力の様子がよくわかりました。

これからも地域に根ざす鉄道会社であってください。

福岡に住んでいますが、ぜひ乗ってみたいです。


●2011年二度目の岩手に勤務しておりました。

沿岸部の社員や先輩を探しまわりました。同僚の安否がわからなかった船越では泥の中を探しました。

寒かった、燃料がなかった、携帯がつながらなかった。

そんな岩手に三鉄が走った。私も頑張っつぺ。折れかけた心が奮い立ちました。

3月14日に行った、島越駅の惨状が今でも目に焼きついています。

交通が制限されていましたが、3月13日以降盛岡から、久慈、田老、宮古、山田、船越、大槌、釜石と毎日支援にでかけました。

津波の地元(宮城沿岸)に帰れたのは、5月5日。通勤通学で乗りなれた常磐線の駅は、架線が垂れ下がり、線路が折り重なっていました。

僭越ながら、鉄道の使命に徹した三鉄に、敬意と尊敬を抱かずにいられません。

全線開通にお慶び申しあげます。







posted by ホーライ at 14:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 感動する本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月18日

お勧めの面白い小説★『タモリさんに学ぶ話がとぎれない雑談の技』難波 義行

【お勧めの面白い本】


お勧めの面白い小説★『タモリさんに学ぶ話がとぎれない雑談の技』難波 義行


書名:タモリさんに学ぶ話がとぎれない雑談の技
 
著者:難波 義行
 
出版社:こう書房  2014年3月刊 


名司会者タモリさんは、絶好の雑談のお手本。

■目上の人やさほど親しくない知人・営業先の担当者などとの「かしこまった雑談スタイル」と友だちや家族との「フランクな雑談スタイル」の使い分け方

■なかなか乗ってこない相手のスイッチを入れる「3つの仕かけ」

■親近感がアップするコツ

■知らない話題でも盛り上がる方法――

相手が気持ちよく話しだす「しゃべらせ方」から盛り上がる「話し方」、すぐにツカえるワン・フレーズなど、誰とでも楽しく雑談ができて、好かれる!

タモリさん的雑談テクニックを分析・解説。雑談は、タモリさんから学ぶ!


話し方は、タモリさんから学ぶ!相手が気持ちよく話しだし、盛り上がるしゃべらせ方(「聞き方」「質問の仕方」)から、話し方(「組み立て方」「ネタの集め方」)まで。誰とでも楽しく雑談ができて好かれる!タモリさん的雑談テクニック。


この人が書いたひな壇芸人についての本が、私の中ではここ数年のベスト作品だったので買った。

やっぱりすごい分析力だ。

また例文が、「これタモさん(本文中の呼び方)がしゃべってるみたい!」と感じてしまうところもすごい。

また、どうもこの人は元スナックのマスターで、今は中小企業診断士だそうだが、だから読んでいて笑えるのに、論理的なんだ、ということもわかった。

最初の方で、タモさんが話し方のお手本だということが理解できたが、読み終わって、さらにそう感じた。

番組が終わったのは残念だけど、こうやっていろんな人がタモさんの魅力について書いて、そのすごさを多くの人が理解される。語り継がれたタモさんもうれしんじゃないかな。









posted by ホーライ at 23:21| Comment(0) | TrackBack(0) | より楽しく生きるために | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月15日

お勧めの面白い小説★『ライフボート』シャーロット ローガン

【お勧めの面白い本】


お勧めの面白い小説★『ライフボート』シャーロット ローガン


1914年、大西洋で豪華客船が爆発。

地獄絵図さながらの混乱を脱したかに見えた救命ボートだが、定員を超えた人数が乗り込んでいることが判明。

床からは海水が浸水し、日々食糧は減っていく。

死の恐怖が迫る一方、22歳のグレースにとってリーダーのハーディは頼もしく思えた。

しかしその独裁的な態度から、人々は彼に不信感を募らせはじめる。

そして嵐が訪れ…。

21日間の漂流の末に待ち受けていたものとは!?


新婚で22歳のグレースは、リヴァプールから夫とニューヨークに向かう途中で、この事故に遭遇した。

彼女は21日間の漂流の末に救出されるが、その後、裁判にかけられることになる。

それは、死刑判決もありうる容疑だと冒頭で明かされている。

「大事故の被害者」であるはずの彼女はなぜ、裁判を受けることになったのだろうか?









posted by ホーライ at 04:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 徹夜する本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月09日

ディズニーランド伝説のトレーナーが明かす ミッキーマウスに頼らない本物の指導力

お勧めの本★『ディズニーランド伝説のトレーナーが明かす ミッキーマウスに頼らない本物の指導力』



「結局ディズニーだからできるんでしょ」は言い訳だ!

「ディズニーで学んだこと」を応用し複数企業で成果を出してきたやり方・考え方


ディズニーのやり方を紹介・解説したビジネス書はたくさんあります。

読むと「さすがディズニー! このやり方をぜひ自社にも導入・応用したい」と思います。

でも実際にやろうとすると、なかなかうまくいきません。

そして結局「それって、ディズニーランドという場所だから、ディズニーというブランドがあるから、できるんだ」となってしまいます。



でも、「それは言い訳だ」と町丸さんはいいます。

たしかにそういう面はあるけれど、人材の育成や管理については工夫次第でどんな組織でも使えると。

町丸さんは実際、ディズニー以外の場所でそれを導入・応用し、成果を出してきました。

その「ディズニーで学んだこと」×「町丸イズム」をフルに活かしたスタッフ育成指導のやり方・考え方を書いてもらいました。


約10年前、香取貴信さんの「社会人として大事なことはみんなディズニーランドで教わった」で登場した町丸さん、その人材育成の考え方は、私自身が非常に大きな影響を受けたのを思い出します。

町丸さん自身の著書を望み続けた人は多いはず。

香取さんの本の中では、非常に厳格で、鬼のような存在に書かれていますが、本質的なところは人間味あふれる方だと推察され、そのマネジメントの本質をこの本の中では、非常に分かりやすく表現されています。

具体的にどう声をかけるのかまで事例が豊富なので、応用もしやすいです。



一見すると、非常に論理的で、システマチックな人材管理と感じる部分もありますが、本質的なところは人間くさく、自分もこんなふうにできたらいいなぁと思わせられます。

「明日さっそくこうしてみよう」という気にさせられるから、町丸さんのもとで、たくさんの人が育っていくのだと思います。

レジャー/サービス業に限らず、部下育成をする方には幅広く読んでもらえると思います。

タイトルのとおり、ディズニーランドでなくてもどこでも応用できるノウハウだと思います。









posted by ホーライ at 03:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月06日

お勧めの本★『イベリコ豚を買いに』

謎だらけのイベリコ豚を追ってスペインへ!

「本当にどんぐりを食べているのか?」「イベリコという町はどこにあるのか?」「安売りセール肉は本物か?」……。

レストラン、スペインバルはもとより、今やコンビニ、回転寿司でもごく普通に売っているイベリコ豚。

高級食材として知られているはずのものが、いまや日本全国で手に入るのはなぜか?

そもそも、イベリコ豚はそんなに沢山いるのだろうか?

著者はそんな素朴な疑問をいだき、取材を始めた。

日本人が知らないイベリコ豚の「真実」を明らかにすべくスペインを目指した著者。

幾多の困難を乗り越え、現地に辿り着いた著者を待っていたのは、驚きの連続だった。……。


ローマ時代の遙か昔からスペインで幻の豚を守り育ててきた熱き男たち。

そして素晴らしい生ハム作りに命を捧げる職人たちとその家族のドラマを紡ぎながら、知られざるイベリコ豚の生態、そして食肉流通事情を解き明かしていく。

さらになりゆきでハム作りにも携わることになり……。


多様なジャンルをテーマに、多くの傑作ノンフィクションを世に出してきた著者がスペインと日本を舞台に描く、読み応えのある食ノンフィクション。








posted by ホーライ at 09:25| Comment(0) | TrackBack(0) | より楽しく生きるために | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月03日

お勧めの本★『社会の抜け道』

私たちの日常の中にある「抜け道」を探して

“怒る"哲学者・國分功一郎と“煽る"社会学者・古市憲寿が、ショッピングモール、自給自足のコミューン、保育園など「社会の現場」に行って、考えて、とことん語り合う!

1年以上に及ぶ、ふたりの思考の軌跡。

◎IKEAやコストコなどショッピングモールになぜ人は引きつけられるのか

◎自分の心の悩みや不満を醸成する装置としてのネトウヨ的デモ

◎選挙に行っても選択肢がないと感じるのはなぜか

◎自給自足生活のコミューンに「リアル」はあるのか

◎シングルファザーとしての経験から「保育園」を語る


◎これからのブームは、リタイア組の「自分探し」
◎ガラッと変わる世の中はいびつ。半径1メートルの革命でいい


ダウンシフターズ(減速生活者)、消費社会、新自由主義、デモ、ネトウヨ、脱原発、専業主婦志望、ワークライフバランス、イクメンと保育園、少子化、水戦争、食欲と性欲、インターネットとソーシャルメディア、住民投票――

こんなにも豊かなのに、閉塞感がたちこめるこの現代を私たちはどう生きていくのか、生きるって何か楽しいのか、楽しむためには何が必要なのか。

様々なキーワードから、私たちの日常の中にある「抜け道」をふたりの論客が探る。


最近社会問題に興味を持ち始めた者です。

どんな問題があってどのようにアプローチしていくべきかを知るきっかけとしてとても良い本だと思いました。

なんとなくこの社会の未来が明るくないと思っているんだけど、どうすればよいのかわからない、というざっくりした不安を抱いていましたが、社会全体というマクロな視点ではなく個々の問題をミクロに見て、身近な問題から解決していくことが実は社会を変える一番の近道だという言葉に勇気をもらいました。










posted by ホーライ at 21:10| Comment(0) | TrackBack(0) | より賢く生きるために | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月02日

超お勧めの本★『種痘伝来』日本の〈開国〉と知の国際ネットワーク

超お勧めの本★『種痘伝来』日本の〈開国〉と知の国際ネットワーク


1798年にジェンナーが発明し瞬く間に世界にひろがった種痘。

しかし「鎖国」政策下の日本への導入には50年の歳月を要した。

最新技術を日本に伝え、広めようとする苦闘のなかで形成されていった国内外の医師や学者の知的ネットワークを辿りながら、その後の日本の近代化を準備することにもなった彼らの営みを生き生きと描き出す。



感染率だけでなく致死率(少なくとも20%以上)も高い天然痘は1980年にWHOが根絶宣言を行うまで、人類にとって最も危険な伝染病の一つであった。

しかも、天然痘に罹患した場合に有効な治療方法はなく、ジェンナーの牛痘による種痘の発明によって初めて人類は安全で有効な対策を手に入れた。

本書は、1798年にジェンナーがその研究成果を発表した種痘の伝播、さらにはそれが日本にどのようにもたらされ、日本国内でどのように伝播していくか、その伝播を担った人々たちとその人々を結びつけたネットワークについて描いたものである。


基本的には医学史に属すると思うが、門外漢の私が読んでも、理解に困難を感じることはなかった。

ジェンナーが種痘を初めて行ったぐらいしか知らなかった私にとって、ジェンナーの発明以前の天然痘対策である人痘種痘法(人の天然痘ウイルスを利用したワクチン療法)はもちろんのこと、なぜ牛痘によるワクチン療法が画期的だったのか、1798年から1803年までの5年の間にヨーロッパの主要国でジェンナーの本が翻訳され、さらには植民地での接種も開始されているといった伝播のスピードなど、驚くことばかりであった。


さらに、日本にその情報がもたらされたのは、ヨーロッパと遜色のない1803年であったが、痘苗の搬送に幾度も失敗。バタヴィア経由での痘苗による種痘は、ようやく1849年になって成功する。

しかし、ひとたび成功すると、ほぼ半年で日本全土で種痘が行われるようになっていく。

これらの苦闘とともに、情報の到達から種痘の普及までの約半世紀の間に、増加した蘭方医と一部だが漢方医(合わせて7人の医師について特に具体的に書かれている)によって築かれたネットワークが、どのような形で貢献し関与したかが詳述される。


ジェンナーが種痘の技術を公開し、痘苗を請われるままに分け与えたこと、高名なヨーロッパの医学者たちがイギリスの一地方の開業医でしかなかったジェンナーの研究をいち早く評価したこと、オランダ商館長や商館医たちが天然痘を予防するために痘苗を日本に運ぼうと努力したこと、少なくない医学者が弾圧される危険がありながらも蘭方を志し、自らの近くにいる権力者である大名たちを説得し、その子に種痘を施したこと。

そのどれもが、感動を呼ぶ。


もちろん個々の医師の中には功名心を動機としたものもいたかもしれないが、人の命、特に子どもの命を救うため、というのが根底にある動機であったことは間違いない。

そういった人が持つ“善意”とともに、ある種の普遍的な知識(この場合は、医学)を基礎とした横(水平)に広がるネットワークが持つ素晴らしさを改めて実感することができた。









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2014年07月01日

超お勧めの本★『日本人と神様』〜ゆるやかで強い絆の理由〜

超お勧めの本★『日本人と神様』〜ゆるやかで強い絆の理由〜

身近なのによく知らない、知らないのになぜか親しい。

日本人と神様の不思議な関係を解き明かす!


初詣やお宮参り、七五三、結婚式、厄払いなど、人生の節目ごとに、私たちは気軽に神社を訪れます。

すっかり定着した感のあるパワースポットブーム、さらに2013年には伊勢神宮と出雲大社の遷宮が行なわれたことなどもあって、神社や神様への関心はいちだんと高まっています。


しかし、それほど日常的な存在なのに、神社へのお参りにはどんな意味があるのか、日本の神様が八百万とも言われるほど数が多いのはなぜかなど、詳しいことはほとんどの人が知りません。

身近なのにあまりわかっておらず、わからないのに親しみを感じている――このゆるやかな結びつきは、いったいどこからくるものなのでしょうか。

神社祭祀研究の泰斗が、日本人のユニークな神様観、神社の成り立ち、そしてこれからの時代の神様とのつき合い方について、わかりやすく語ります。









posted by ホーライ at 01:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 人生を考える本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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