2007年08月19日

秋におすすめの詩集★倚りかからず

もはや いかなる権威にも倚りかかりたくはない ながく生きて 心底学んだのはそれぐらい・・・・・・。

インターネットがはびこる時代に有っても、そんなことお構いなしに山門の奥で、丁寧に詩を書く。

もちろん、丁寧に生きている。

屹然とした立ち姿を想像させる詩を書く。


茨木 のり子さんの詩は、どれを見ても「甘さ」は無い。が、「優しさ」は有る。


もう、何事にも「倚りかからず」なのだ。

そんな必要がどこに有る?
 
そんな当たり前のことを忘れている私たちに、警鐘を鳴らすのが詩人なのかもしれない。

それも、静かにね。


誰を信じて、何を信じて生きていけばいいのか、迷った時に、この詩集を開くといい。

道は、そこに有るかもしれない。


倚りかからず




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posted by ホーライ at 22:30| Comment(0) | TrackBack(0) | より良く生きるために | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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