2007年10月28日

秋におすすめの名作小説★1985年の奇跡

五十嵐貴久という作家をひょんなことから知り、『1985年の奇跡』を読んだ。

これが実に僕にはうけた。

まず、舞台が我が家に近い。

僕が今、住んでいる国立市がそのまんま出てくる。

そして、この小説のテーマが『熱血!』高校野球なのだ。

よくありがちなテーマだが、弱小、万年出ると負けの高校の野球部に、ある日、思わぬスーパー助っ人が入部して、というストーリーだ。

これだけだと、あぁ、『タッチ』みたいに? となるかもしれないが(事実、僕はそう思った)、そうではない。


小説には1985年時の世相として『夕焼けニャンニャン』が出てくるし(懐かしい!)、野球部の部員は煙草を吸うし、そのまんま、自分の高校時代を思い出してしまった。

ところで、この小説だが、途中でのどんでん返しが、実にいい。

そして、そこからラストまでが実に鮮やかだ。

ちょっとひねくれた青春小説として、かなりいい出来栄えだ。

1985年の奇跡



1985年の奇跡 (双葉文庫)





ところで、この作家、五十嵐貴久のデビュー作の『リカ』が、これまた凄い。

実に恐怖なホラー小説で、第2回ホラーサスペンス大賞を受賞している。

どうして、こんな小説を書く人が『1985年の奇跡』のような小説を書けるのか、この作家の才能ほうがよほどミステリーでホラーなのだ。

リカ



リカ (幻冬社文庫)





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posted by ホーライ at 20:33| Comment(0) | TrackBack(0) | より楽しく生きるために | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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